2014年に「生きている最高齢のオウム」としてギネスに認定された
Cookie(クッキー)ちゃんの鳥生を紹介します



ブルックフィールド動物園(シカゴ)が1934年オープンしたときからの初期メンバーであり
当時から残存する唯一のメンバー。
クルマサカオウムの平均寿命をはるかに超える

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高齢と健康上の理由(関節炎や骨粗鬆症の懸念)から
2009年の76歳以降は展示場所から鳥飼事務所で過ごすようになり
おもちゃや大好きなピーナッツ・野菜に囲まれ
より多くの職員さんの細やかな気配りを受けつつ

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自分の名前"Cookie クッキー"も言えるよ!
職員さんとかくれんぼして遊んだり…

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クッキーちゃんのファンクラブがあるほど人気者で
おもちゃや手紙などがたくさん届く

そして毎年お誕生会も開催される


78歳のお誕生会


80
80歳のお誕生会は健康上の懸念により
職員さんに囲まれる静かで慎ましいお誕生会に


82歳のお誕生会も職員さんに囲まれてお祝い
ルリコンゴウインコちゃんも参加


83歳のお誕生会も職員さんに囲まれてお祝い
このときもルリコンゴウインコちゃんも参加

そして


2016年8月27日に永眠

1934年から移り行く季節や歴史を動物園で過ごし
たくさんの職員や人々に愛された鳥生だったと感じます

クッキーちゃんに深く関わった人物としてインド・マイソールで
オウム保護区を設立した聖職者でありヒーラーの
シュリ・ガナパシー・サッキダナンダ・スワミジ博士も含まれる

聖職者とその側近はクッキーの話を聞きブルックフィールド動物園に巡礼に来たことも。

クッキー記念基金(CZS.org/Cookieに)も設立されて
寄付金はブルックフィールド動物園の鳥類コレクションと動物たちの
世話・給餌・動物ケアと福祉の科学センターへ。